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EAGER BEAVER RECORDSからの7インチも最高だったワシントンのDEAD BARSとフロリダのベテランTIM VERSIONのUSツアーに際してリリースされたラフメロディックスプリット。リリースは我らがNO IDEA RECORDS。今作はワンタイムオンリーの300枚プレス。そのうちの80枚をEAGER BEAVER RECORDSリリースとして日本発売！
一昔前のADD RECORDS周辺ラフメロディックパンクといえば男梅ならぬ男汗のような感じで個人的には食傷気味でした。時も流れ、時代も移り変わり、ラフメロディックパンクと呼ばれるものも変化して来ていると感じます。時代に合わせて能動的に変化させたのではなく、受動的に変化していったものだお思っております。能動的とか受動的とか難しそうな言葉を使ったのでGoogle検索で正しいかを駆使しながら今文章を書いております。
まずはDEAD BARS。牧羊感を感じさせる1曲目はいつもの最高なDEAD BARS、そして2曲目がヤバい！ペロンペロンなギターに合わせてがなり声を振りまくサウンドは広大な大草原の中をトラクターで何も考えずに走る抜ける世界観。感服！
対するTIM VERSIONはイントロが始まった瞬間「これこれ！」と私の中の忘れていたわんぱく小僧がこんにちは。拳を突き上げざるを得ない熱いサウンドはやはり最強！そして前述のように変化したラフメロディックパンクを肌で感じさせてくれます。随所に切ないサウンドをぶち込んでくる男汗なのにずれ違ったらフローラルの香りが漂っています。
DEAD BARSがアルバムリリースして人気が出て8年後くらいに再来するであろうレコードバブルの時に「あの時買っておけば・・・」となる1枚でしょう。めちゃ名盤！